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ANOTHER WOMAN


今日の空はやたらと雲の流れが早かった。

晴れているとも曇っているともいえない、

淡いパステルカラーのような1日だった。                                                       
                        
ふと観たくなった映画があった。                                      


『私の中のもう1人の私』                                  


ウッディー・アレン、1988年の作品。

最初に観たのは、確か高校生の頃だった。

ウッディー・アレンの『マンハッタン』を何度観ても途中で寝てしまう私は、

おもしろくなさそうだなーと思って借りたのを覚えている。

シリアスといえばシリアスなこの物語は、

淡々と静かに進んでいく中で、とても深く、妙にリアルな感覚になる。

そして、最後にパッと陽がさしたようなあたたかさを感じる。


一番好きな映画だと思う。                                    
                                                         

大好きな Erik Satie の「Gymnopédie No.1」に出会ったのも、この映画だ。                                             

                  
                                        



思い出とは 現在のものか                                                          
失ったものか